2011年07月07日

映画のお話【淀川長治さん】


ちょうど、自分たちの世代で、TVで映画を見ていた人や、そうでない人でも、
『さよならおじさん』と言えば、大体知らない人は居ないと言う、
映画解説者で、映画評論家。日曜洋画劇場の司会者のお爺さんです。
もうお亡くなりになって、10年以上経ちますが。
淀川さんは、評論の方では、結構酷評なのですが、
解説の際は、一切その映画の悪口を言わない事で有名でした。
『どんな映画でも見どころは有る』と言うのが信条だったらしく、
「このセリフ回しが素晴らしい」、「女性の脚の組み方がいい」と言うような褒め方もしていたとか。
自分が見た事が有るのは『〇〇さんの、車から降りるシーンの、あの降り方が素晴らしい』でした。
これから放送する映画の悪い部分を言わない、それは当然だとは思いますが、
良い場所を少しでも探し、そして褒めると言うのは、ホント素晴らしい姿勢だなぁと思ってました。
自分が映画を好きになったのは、淀川さんに影響されたからって言うのも有るんですよね。
薦められた映画は、ついつい見たくなってしまうと言う。
今でも動画を探せば、過去の淀川さんの解説が出てきます。
有名な映画ばかりですが、もし興味有る人は、一度探してみて下さい。
解説されている映画を、見たくなるかもしれませんよ?

こちらはバックトゥザフューチャー2の時の紹介動画。

こちらは逃亡者(ハリソンフォード)の紹介動画です。  


Posted by なすつう at 12:00Comments(0)雑談

2011年07月04日

映画のお話【現実と非現実】

最近、邦画でもよく、実在の人物や事件などを取り扱った作品を良く見ます。
洋画でもよくあるのですが。

別に好き、嫌いはともかく、
過去にあった事例を映画にするのって、
すごく大変じゃないのかと思うんです。

有名な事例であればあるほど、見ている人はオチを知っています。
かといって誰も知らないような事例だと話題にもなりません。

【エリン・ブロコビッチ】なんかは、裁判に勝ったから有名になった人の映画です。
どんなに途中盛り上げても、最後に勝つのは解ってるんですよね。

逆に【タイタニック】【パーフェクトストーム】なんかは、
実際の事件、事故に、架空の人物を入れたり、
当事者が誰もいない事で、話を作り上げています。
【現実】を【非現実】の作品にしているんですよね。

ちょっと視点は違いますが、
【ラストアクションヒーロー】と言う映画は、
非現実の部分が現実になったら?みたいな部分を、
主人公がツッコミまくる、面白いB級映画です。
アーノルドシュワルツネガーが出ていますが(クレジット上は主演ですが)主役は子供です。
ほんと、人気は決して無いのですが、中々にツボを押さえた作品です♪

ノンフィクション作品の映画を見るときは、いろいろ穿った目で見てみてください。
また違った側面が見えてきますよ♪  


Posted by なすつう at 13:40Comments(0)雑談

2011年06月29日

映画のお話【痛い・痛くない】


ちょっと今日は、映画の紹介ではなく、
映画の雑談させていただきます。

個人的に、好き・嫌いは有ると思いますが、私はアクション映画って大好きなんですが。
そんなアクション映画の俳優さんは、大きく分けて2種類いると思ってます。
【痛そうな演技】をする、もしくは上手い俳優さん。
そして、
【痛くなさそうな演技】をする、もしくは痛がるのが下手な俳優さん。

前者は例えば、ジャッキーチェン、ブルースウィリスなど。トムクルーズもどっちかと言えばこちら。
後者は例えば、シルベスタスタローン、アーノルドシュワルツネガーなど。

前者は、感情移入しやすいです。
痛そう、って時に、ものすごい痛そうにしますから。

後者はどちらかと言えば、無敵のヒーローと言う感じでしょうか。
スタローンの場合は、ロッキーの時は痛そうですが…ランボーになると超人になりますからね。

で、やっぱり見ていて面白く感じるのは(人それぞれですが)前者だと思うんです。
まぁ好みの問題かもですが、後者は演技よりも肉体・見た目重視に感じて、

いまだにジャッキーが人気あるのは、見ていて痛いのに頑張ってる感が凄いからじゃないかなと。
自己分析と自分の趣味趣向が入ってますけどね。  


Posted by なすつう at 12:00Comments(0)雑談